ダークウルフ KF-50-SL カスタム
今回は、ダークウルフ KF-50-SLのカスタムメモです。
ダークウルフ KF-50-SL
スプール径30㎜の素晴らしきベイトリール
中華リールですが、コスパはかなり良いと思います。
ダークウルフ KF-50-SLの特徴
スペック
【重量】137g
【ギア比】7.1:1(ハンドル1回転60cmぐらい?)
【最大ドラグ力】4kg
【スプール径/幅】30/22㎜
【スプール重量】6.3g
【ラインキャパ】4lb.100m?
【ブレーキ】マグネットブレーキ
【その他】10/1 BBベアリング
ブレーキシステム
前回のブレーキ部の分解確認で、シマノBFSのFTB機構とはパーツ構成が異なり、特許対策されている感じでした。マグネット可動機構が空間的なアソビ程度(プラパーツの突起部の空間的アソビだけ動く)の可動でした。
今回、SLX_BFSのパーツを購入したので、改造していきます。
自作FTB化
前回、無理やりバネ化しましたが、今回はSLX_BFSのバネに変更。
前回はこんな感じでした。
SLX_BFSのバネに変更。まさにFTB。
バネ交換で可動がかなり滑らかになりました。
あらためて思うのは、シマノのFTBシステムはマグネット部がキャスト後は可動しっぱなしとなり、おそらくルアー着水までマグネット部は元の位置に戻らないのではないでしょうか。
飛距離への寄与はほぼないのでは?それぐらいバネが弱い気がします。
バネを強くするために、バネ二重化とか面白いのかも。
FTBのマグネット部も買って比較してみましたが、サイズ感は同じですが、形状が異なるため、SLX_BFSパーツへの交換は断念しました。
ダークウルフはブレーキが強すぎるように感じますので、磁石減らすのも良いのかも。
ここから、後日追記(2024/4/8)
実はこのダークウルフのブレーキシステムは「右用」を「左用」にブレーキシステムのパーツをそのまま転用しただけの欠陥設計のようで、スプールの可動方向と磁力の関係からほぼ動かないと判明!
つまり、スプール可動で追従して磁石パーツが浮き上がることはない。
しかし、一定の磁界の発生で浮き上がっているのかも?
結論
スプール回転数UP≠ブレーキ力アップ
なんともお粗末なブレーキシステムでした・・・
自作FTBダークウルフの使用感
【キャスト】
軽くキャストした感じ、前との変化を感じない。
予想通り、マグネット機構はON,OFFな感じだからでしょうね(前の改造時もキャスト後に速やかにONだったのでしょう)。
ブレーキシステムの安定化には寄与したと思いたい。
⇒追記:システム上寄与しないことが判明
ダークウルフKF-50Sは中華ですが良いベイトリールと思います。
使っていて違和感を感じるのは、キャスト後のスプール回転音がうるさく感じること、ギア比がいまいちなことぐらいです。巻きの釣りには良いのかも。
うるさいのは、スプール精度が良くないのかもです。なれるかとは思いますが。
キャロでのアジング用とライトロック用(ギア比が不安)になるかな?
あえてこのリール買ったのはただの興味です。
素直にシマノのBFS系買えば幸せかも・・・
楽しく、ベイトリールで!
本機のカスタム前のインプレ↓