楽しいカマスゲーム!
カマスゲームのワーム&ジグヘッドの紹介
ライトゲームのカマス釣りは本当に楽しい!カマス釣りは、「季節」「時合」を選べば簡単に釣れます!
周辺の釣果情報をチェックしてカマスが釣れている釣り場に行けば、初心者でも簡単に釣れるターゲットです。
今回は、私が実釣で使ったワーム&ジグヘッドの紹介とカマス釣りについて思うことをまとめました。(2024年3月時点)
あくまでも初心者の少ない実釣経験からですが、参考になれば幸いです。
初心者のカマス狩りメモ!
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【目次】
◆カマス一匹底千匹
私の釣り場は、宮崎県の県北地域です。
宮崎県北には有名な毎年カマス爆釣な漁港があります。
その漁港では毎年カマス釣りが楽しめるようで、今年、初参戦しました。
初のカマスゲームだったのですが、予想以上にカマスはちょろい魚で、もはや釣りなのか漁なのか、混乱してしまいました。釣り場の常連さんは皆さんワームでとにかく手返し良く効率的にバカスコ釣っています。
さらにカマスの活性が下がったら引っ掛け釣りまで皆さんしているので、常にカマスが捕獲されています。もはや「カマス漁」です。漁具が釣具なだけ。
今回は、「カマス漁」としての数を追いかけるのではなく、カマスをターゲットとして「カマス釣り」をノンビリと楽しんでる初心者の記録です。そのため釣果効率はもっと改善の余地があります。
◆季節:冬~春
◆想定カマスサイズ:25cm~30㎝以上
試行錯誤し、カマスの良型を狙っているため、紹介するワームサイズは大きめです。またジグヘッドは重めです。
良型カマスを狙う際のワームとジグヘッド選択として、参考になればと思います。
◆ワームでのカマス釣り
【カマス釣りの時間帯考察】
カマスが群れで入ってくる漁港だからこそ、時間帯による釣果差は歴然です。
カマスの行動パターンも通説の通りと感じてます。
◆カマス釣果
光量の変化と潮の動きでカマスの活性がかなりUP!
朝・夕マズメ:釣果◎
日中:釣果△
夜:釣果△
◆カマスパターン
カマスは基本的には「底」が中心です。
朝・夕マズメ:表層から中層にも
日中:底中心、回遊はしている
夜:底中心、あまり回遊しない感
【カマス釣りのジグヘッドワーム】
◆メリット
・表層からボトムまで探ることができる
・攻め方も多彩
・低活性でも割とワームなら食ってくる
・アクションがナチュラルなのでスレさせる事が少ない
・ワームチェンジで色、サイズ等の変更が容易
釣り場で、アタリが遠のいたときに頻繁にワームの種類を変えている方がやはり釣れてる印象です。
◆デメリット
・ジグヘッドは飛距離が出る方ではありません
・ナチュラルな波動はアピール力が弱い場合もある
・ワームは消耗品と割り切る必要性がある
逆風下では厳しい釣りになり、広範囲に点在するカマスにアピールして引きずり出すような釣りはできません。プラグがボロボロになるよりはワームの消耗の方が良いのかもしれません(気持ち的に)。
【カマス釣りに適したワームは?】
◆形状・種類
【シャッドテール】
とにかくカマス釣りでは第一選択が「シャッドテール」です。
ワームの中でもアピール力が強く小魚が尻尾を振って泳ぐようなアクションを起こします。マヅメ時の高活性なカマスを釣るのに最も適したワームと思います。
マヅメが終わった後にスレて釣れなくなるのもワームにしては過剰アピールだからかもです。
【ピンテール】
ストレートのシンプルな形状のワームです。
テール部分のナチュラルな微振動が特徴で、アピール力は弱めですが、自然な誘いが良い時もあり、カマスがスレて反応が鈍くなったらピンテールにかえて延長戦です。
◆ワームサイズ
オススメはあえての「2.5インチを超えるワーム」です。
カマスサイズが小さい時はフック位置等から乗せにくくなったりしますが、時合ではワームサイズがアピール力UPとなり良型カマスにアピールできていると思ってます。
そして、サイズが大きいのでミスバイトも減り、ライン切られることが減ります。
一般的にカマス釣りのおすすめのワームサイズは2インチぐらいらしいですが。
【ショートバイト対応】
ショートバイトの連続で乗らないときは、2.5インチのワームをその場で切って、短くします。カマス釣りのワームは消耗が激しいのでワーム1本を切ってみるのも手です。
◆カラー
カマス釣りはカラー(色)に対して神経質になる必要はないようですが、とにかく釣り場では皆さんが「ピンクグロー系」が大好きです。
カマスはフラッシング効果に惹かれる性質を持っているようで、ラメ系も良い印象です。カラーについては、これからも研究します。もっとためさないと何とも。
(マヅメ時なら差がでないとかもあるかも)
◆耐久性
ワームは商品によってさまざまな材質で、柔らかい物や弾力性があり硬い物まで商品多いです。カマスはアジのように吸い込むのではなく、鋭い歯で噛みつくので柔らかい商品はすぐにヤラレて使い物になりません。
ジグヘッドを挿す時にちょっと固いと感じるぐらいのワームがおすすめです。
【シャッドテールのテール部】
シャッドテールではとくに重要なのがテール部の耐久性です。
テール部が細いワームはカマスにすぐにテールを持っていかれます。
このテールを失った芋虫状態でも釣れたりしますが、明らかに釣果が減ります。(こいつらは集めてカサゴちゃん用へ)
テール部の仕様について例として、3種類のワームを比べるてみます。
写真のワームで、テール部が完全に曲がって下がっているワームはテール付け根が細く、テール部分を支え切れていません。これらのワームは動きは良いのですが、カマスゲームでは速攻でテールが無くなります。
しかし、テール部の付け根が細いということはそれだけアピール力が高いということなので良く釣れる優れたワームではあります。何事もほどほどが良いのかな。
◆カマス釣りおすすめワーム
【シャッドテール】
「耐久性:勝手な評価指標」
★★★★★:太刀魚も余裕
★★★★:1釣行は余裕
★★★:1釣行は耐えるかも
★★:カマスでテールは無くなる
★:カマスは無理
【ダイワ morethan】
◆ミドルアッパーシャッド 2.5 inch
サイズ:2.5 inch(約64mm)
おすすめ度:★★★★★
耐久性:★★★
コスパ:★★(約80円/1本)
「ミドルアッパーシャッド」はコスパはあまりよくない高級ワームですが硬さ良く、とくにオススメします。今シーズンはこのワームを主力として遊んでますが、釣果も良く大きな不満もないです。
エコギアのグラスミノーより固めで耐久性も高いです。
カラー:今季3種類でチャレンジ
①パールピンクベリー(写真 上)
②SG生カタクチ(写真 真ん中)
③SGグローチャート(写真 下)
【エコギア】
◆グラスミノーM 2-1/2"
サイズ:2-1/2 inch(約64mm)
おすすめ度:★★★★
耐久性:★★
コスパ:★★★(約60円/1本)
釣り場で定番ワームとして大人気なのが「エコギア グラスミノー」です。
色も多種多様にあり、どの釣具屋さんでも見かける購入のしやすさがあります。お値段もお手頃で量も多く入ってます。
テール部分が細くアピール力が高いのですが、テール部の耐久性に難あり。
カマスのワンバイトでテールを持ってかれたりします。
ここからは、試してみたけど微妙なワーム達です。
【DreemUP】
◆ペティシャッド2.5 inch
サイズ:2.5 inch(約64mm)
おすすめ度:★
耐久性:★★★★
コスパ:★(約113円/1本)
このワームは釣具店でカマス釣りにオススメのワームとなっていたのですが、コスパも悪く、釣果もいまいちでした。シャッドテール部分が大きすぎる?本体が太すぎる?
テールが大きければアピール力がバカ高くなるわけでないのかもしれません。
【ダイソー】
◆シャッドテールワーム①
サイズ:1.96 inch(約50mm)
おすすめ度:★★
耐久性:★★★
コスパ:★★★★★(約18円/1本)
◆シャッドテールワーム②
サイズ:2.83 inch(約72mm)
おすすめ度:★
耐久性:★★★
コスパ:★★★(約55円/1本)
ダイソー系はコスパが良いのですが、1.96 inchシャッドテールワームは小さすぎてジグヘッドサイズも小さくなるので近接戦用となります。
2.83 inchシャッドテールワームはコスパも普通ですしデカすぎて釣果がいまいちでした。
【ピンテール】
ピンテール系の検証は全くできていません。
ためしてみたワームは1種類のみ。確かな釣果があったので紹介します。
今後、いろいろと試してみます。
【ダイワ morethan】
◆ミドルアッパーJr. 2.5 inch
サイズ:2.5 inch(約64mm)
おすすめ度:★★★★★
耐久性:★★★★
コスパ:★★(約95円/1本)
カラーは「銀粉ハク」を使って見ましたが、ミドルアッパーJr. の銀粉シリーズはちょっと他のカラーより高いです。
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◆カマス釣りジグヘッド
私のお気に入りのジグヘッドは3商品
どの商品も7g,10gの2種類の重量を使ってます。
◆湾岸プロヘッド
◆ぶっ飛び静
◆サブル センシー ジグヘッド
私のジグヘッド御三家の特徴と使用感です。
【OWNER】
◆湾岸プロヘッド
おすすめ度:★★★★★
コスト:約160円/1個
・フック向き上下逆転可能!
・アシストフック着用可!
【OWNER】
◆ぶっ飛び静
おすすめ度:★★★★
コスト:約170円/1個
・キャスト時の重心移動で飛距離UP!
・アシストフック着用可!
・巻けば浮く!(スローに巻ける)
【JACKALL】
◆サブル センシー ジグヘッド
おすすめ度:★★★★★
コスト:約163円/1個
・2つのラインアイ、リアアイでレンジキープ可能!
・フロントアイは巻けば浮く!(スローに巻ける)
・腹部アイにアシストフック着用可!
私の一番のお気に入りは、「サブル センシー ジグヘッド」
おすすめジグヘッドが一般的なジグヘッド選択からはなれているとは思いますが、私はアシストフックを付ける前提の運用をしていまので、今回紹介した商品となります。
他にも一般的なジグヘッドならどれでも問題ないと思います。
【カマス釣りアシストフック】
カマス釣りでオススメなグッズが「アシストフック」です。
フラットフィッシュ、太刀魚狙いのアシストフックを使ってます。
◆アシストフックの利点
・もちろん乗りの良さ
・アシストフック側に乗ればバレない
・カマスの場合、下部のアシストフック側にほぼかかり、ワームの破損が激減
アタリが多いのに乗らないとき、ワームだけが削られて行きます。
乗りが良くなることはワームへのカマスのアタック回数が減り、ワームの消耗をかなり抑えてくれます。案外これがアシストフックの大きなメリットかもしれません。
トレブルフックが飲まれることもあるので手返しは良くないです。
朝マヅメで「釣果一番乗り」を目指して、カマスを仕留めに行ってます。
◆アシストフックの作り方
オススメは「Cultiva ヒラメシャフトSS」です。
ヒラメシャフトSも持っていますが、3.5inchワームサイズにはSSが最適でした。
ヒラメシャフトSSにトレブルフックを付けてジグヘッドにつけるだけ。
ワームセットするとこんな感じです。
トレブルフックをワームにチョイさしでセット。
◆カマスゲーム
まだまだ楽しい釣り方(道具)がいろいろと試せるとワクワクドキドキのカマスゲームです。バス用のワーム達もためしてみたいです。
カマスはチョロイくて美味しい魚です。
楽しいカマス釣り、如何でしょうか?
カマスゲームは本当に楽しい!