今日のテーマは、いつものごとく、
「ベイトタックルで飛距離を求めて」です。
ベイトリールでの飛距離探求のため、日々、キャスト練習してます。
1mでも、飛距離を!広い海の彼方へ!
今回は飛距離のために新スプールを導入しましたので、その使用感です。
さらに、卑怯な手段で飛距離記録を更新したので、その記録です。
本当は、港湾で青物チャレンジしていたのですが、朝マズメに出遅れ、周りは釣れているのに全くあたり無しでした。味わいたい、あの青物の引き。
昼近くまで粘りましたが、釣れる気配なし。
ベイトがかなり小さい様子ですので、昼間は厳しいのかな・・・
(経験値がなさ過ぎて不明ですが。)
RCSB HLC1500PE SPOOL G1-issei
PEライン専用遠投向けスプールとして、RCSB HLC1500PE SPOOL G1-isseiをオークションで購入しました。
このスプール、よく動画で見ている村上晴彦さん監修とのことで、前々からほしいなと思っていました。ついつい衝動買いしてしまいました。
出典:株式会社issei
一般のスプールとの違いは、PE専用としてインダクトローターが薄肉化しています。
PEラインは他のラインと違ってブレーキ力を落とせますので、インダクトローターの薄肉化で、さらに細かくブレーキ力を調整できます。
遠投時は飛距離最優先でブレーキ力を下げる必要性がありますが、このスプールならブレーキ力が弱いため、他のスプールよりもよりブレーキ力の下限へ追い込むことができます。
イメージとしては、ブレーキ力が1/2程度な感覚です。
ブレーキ部分設定:1~10 の部分 ⇒ 1~20 と、
常用のブレーキ幅部分が広がり、微調整ができるようになる感じです。
ブレーキが弱いので、飛行姿勢が悪いルアー等は不向き、ビックベイトとかでは使いにくいのではと思います。
◆スペック
ブレーキ:マグフォースZ
標準糸巻量:1.5号-200m、2号-150m
スプール径:36φ
素材:G1ジュラルミン
重さ:約15.25g
インダクトローラーがかなり薄いです。
PEチューンスプールで見る薄型になっています。
インダクトローター部のバネ設定は、若干柔めでした。
◆改造点
インダクトローターのバネですが、1mでも飛距離を伸ばすためにジリオン TW HLC用のバネと交換しました。ジリオン TW HLC用のバネの方が固く、インダクトローターの戻りを早くする設定となっています。
このバネ交換で、ブレーキ力が早くに失われるスプールとなり(もとからブレーキ弱い)、遠投以外では使えないスプールになっています。
だいたい、15g以下ではブレーキ力不足で後半に糸が浮いちゃいます。
でも、良いのです!遠投専用なんで!
◆他の36φスプールとの重量比較
36φのスプールはあまり種類をもっていません。
ちょっと特殊なスプール達の比較となります。
PEラインの糸巻量に差がありますが、PEライン2号巻き後の重量比較です。
RCSB HLC1500PE SPOOL G1-isseiは圧倒的に軽いです。
PEラインを巻いた後の重量としては、34φのMAG Z BOOSTスプールと同等です。
これだけ他のスプールと差があれば、軽量ルアーも含めてレスポンス良いでしょうね。
他のスプールが重すぎるって可能性の方が高いですが・・・
テスト環境
いつもの港湾で青物チャレンジ後に気分転換にキャスト練習。
青物チャレンジ中にセットアッパーがリーダー部分から海に飛んでいく事故が・・・
寒く、風が強く、心がポッキリ折れました。
◆状況
強風追い風。風の力借りちゃいます。
◆タックル
ベイトリール:ダイワ 18 HRF ソニックスピード
PEライン:4本編 2号150m
ロッド:エクスセンスジェノスB108M+
投げモノ:メタルジグ:ダイソー メタルジグ 40g
8号錘(30g)でのキャスト練習は、たらし長くする遠心力つけるための練習みたいで、練習してて楽しくないので、結局ダイソージグ40gに戻ってきています。
過去の飛距離(ダイソージグ40g)
過去の飛距離テスト結果を飛距離順に並べてみました。
第1位
17エクスセンスDC
(PE0.8号)飛距離112m
HRF ソニックスピード RCS1516改
(PE2.0号)飛距離112m
HRF ソニックスピード RCSB HLC1500PE SPOOL G1-issei
(PE2.0号)飛距離112m
こっそりと最長記録の112m記録が、HRF ソニックスピード で出ています。
ノーマル状態のRCSB HLC1500PE SPOOL G1-isseiも112mでした。
なんか、112mの呪いにかかっていました。
何度やっても最大飛距離は112m・・・
来れられない壁・・・
現在所有しているベイトロッドの限界か?
◆過去の結果からの考察
飛距離の結果で考察すると、ベイトリールは、PEラインの太さは大きく飛距離に関係ないようです。
それよりも、そのスプールにあった適正なPEラインの太さと糸巻量が多少は影響しているのだろうと推測しています。
最近、キャストで悩んでいることは、キャスト後の中盤~後半で発生する糸ウキです。
ベイトリールのスプール上で糸ウキが発生し、ライン放出の抵抗となり飛距離が落ち、またバックラするという悩ましい状況です。
慣れてきたのでしょうか、キャスト中盤以降にサミングし始めてしまっています。
サミング、これがまたムズイ。ブレーキ力を調整できません。
ポンピングブレーキ状態・・・
修練に時間がかかりそうな予感です。
糸ウキ対策として、ブレーキ設定(本体設定+メカニカル)が一番効きますが、ブレーキ設定を強くすることは、飛距離が大きく減ってしまいます。
結局は設定の最弱を目指すのですが、バックラッシュ怖くて設定を1段階あげるとかに落ち着いてしまいます。
そんな時に感じるのは、ブレーキ設定よりも弱い補助的なブレーキ(抵抗)です。
糸の放出抵抗と糸の出る量が補助的なブレーキとして効いていると感じています。
糸巻量が多いと、飛距離後半でも出る糸量が多く、糸ウキが出やすい。
ラインの放出抵抗が高いと糸ウキが発生します。
感覚ですが、スプールに対して、巻き量150m程度となるPEラインの太さが良いのではないでしょうか。
きっと抵抗にはPEラインの太さも関係するでしょうし悩ましいです。
やったことないですが、あえて糸巻量を減らすと面白いのかもしれません。
せっかくのスプール径が活かせないので、どうなるかは不明ですが。
下記、私見です(これから考えていくためのメモです)。
【ベイトリール飛距離への影響】
本体ブレーキ:大
メカニカルブレーキ:中(ゼロポジションからの微調整が前提)
糸ウキ:中
ガイド抵抗:中(私的には機種選定の大前提)
PEライン太さ:小
スプール重量:小?(未検証)
PEライン巻き量:小?(未検証)
キャスト:∞
【糸ウキ発生への影響】
本体ブレーキ:大(大だがここは極小としたい)
メカニカルブレーキ:大(ギリいじれる)
残ライン量:小(スプール痩せも逆に良いのかも?)
テスト結果
◆飛距離(ダイソージグ40g)
早速、今回のスプール変更の効果ですが、
RCSB HLC1500PE SPOOL G1-issei(改) まじぶっ飛ぶ。
秘密の力(風の力)使って、マジでぶっ飛んだ。
バックラ(プッツン)が怖くてしませんでしたが、まだブレーキ弱くできると思います。現在の本体ブレーキ設定:3です。
今回、ついに、ダイゾージグ40gで、120m達成!
(ライン放出量のてげてげ測定です)
糸ふけ的に大丈夫?な記録ですが、決して追い風参考記録にはしません(^^)
TGベイト45gの記録よりも飛びました。自身の最長飛距離記録です。
数回やっても同じぐらい出るので、やはりスプールの力でしょう。
糸巻量が減り、細くなるスプール、気分は最高でした!
何より、エクスセンスジェノスB108M+で出たのがうれしい。
飛ばない子説がありました。高級ロッドなのに。
これ、ルナミスB120M-3やネッサXR B104M+ならもっと飛んだ説あります。
◆36φスプールの飛距離比較
RCS1516は重いノーマル的なスプールですが、スプールホルダーとバネをジリオンTW HLCのバネと交換して改造しているので、ノーマル時よりも飛距離が伸びています。
◆所感
シマノ DCブレーキよりも、ダイワのマグフォースの方が、ブレーキをより細かく設定できるので、私のキャストに合ったブレーキ設定が出来て、飛距離がでるのかも・・・
あと、絶対にTWSのおかげです。ライン放出抵抗が段違い。
ライン放出に抵抗が無いので、DCリールほど糸ウキを感じないんですよね。
今後
isseiのPE専用スプールの力を感じたせいで、スティーズ A HLCが欲しい!
あと、10ft以上の軽いMHベイトロッドが欲しい!
釣果はないけど、道具が欲しい!
なんなら、スピニングでキャスティング初めても良いかも。
キャスティングが、めっちゃストレス発散になって、精神衛生上良い気がしています。
釣具購入は、精神・健康増進のための必要経費と思う!!
楽しく、ベイトリールで!