朝マズメ限定、回遊型アジ狙い!
キャロアジングをちょっとやってみた素人の考察・感想メモです。
ベイトリールでの遠投キャロアジング!
ただし、アジはたまにしか釣れていません。
私の主戦場は港湾で、そもそも回遊型アジはなかなか釣れません。
それでも、釣れれば良型の25㎝越えのアジなので、1匹でも満足感が大です。
回遊に当たるかどうか!ギャンブルみたいな釣りです!
(だから依存症だったのか・・・)
アジ、マジでうまいですよね!なめろうが最高です!
ベイトリールでのアジング
ベイトリールを使ったアジングは、昨今のタックル性能の進化によって、最近よく聞くようになりました。専用ロッドもちらほら出ています。まだまだライトゲーム用としてベイトロッドはメバル側によっている気もしますが。
大抵のベイトアジングのスタイルはジグ単が対象です。
1g以下がキャストできるようになってきているためですが、私にとって、ベイトリールでのジグ単の釣りは楽しさがいまいち感じられませんでした。
それは、自身の技量が無いためが主な理由ですが、トラブルによるストレスが大きすぎたためでした。不便なんです。
ジグ単の釣りは、スピニングで良いじゃんって気持ちに勝てないです。
フカセ釣りをベイトリールで行う頭のネジが外れた私でさえ、釣りがストレスに感じたんです。メリットが無くても大抵のことはベイトリールを使いきりますが、ストレスが大きすぎました。
キャスト面のトラブル(ピーキーさ)、そして、そもそもアジングの主な時間帯が夜間であることも理由です。夜間の釣りが苦手なんです。
夜間にバックラッシュしてしまうと、ライト付けてバックラッシュを解決させるのですが、これが本当に苦痛でした。夜間の釣りに、私が運用するただでさえトラブルが多いベイトリールでのジグ単(1g以下)は、まだまだ早いとの結論です。
遠投キャロアジングとベイトリール
悩ましい問題点を解決し、何とか私の手にアジをもたらしてくれるスタイル。
それが、キャロシンカーを使った朝マヅメ限定の遠投キャロアジングでした。
・キャロシンカー
⇒ 重量があってベイトリールでキャストしやすい。
ベイトリールでの遠投は最高です。
・デイアジング
⇒ トラブル時もストレス小。
そもそも明るければサミングも容易でトラブルも減る。
・ターゲットが回遊型アジ
⇒ 手返し良く、広範囲を探るため、ベイトリールは向いている。
ベイトは感度も良好で潮を感じやすい。※
※回遊型アジは潮が効いている範囲にいることが多く、特に潮が効いている範囲が、飛距離●m~●mだとか、ベイトリールは特に明確に感じやすい利点があります。
もちろんスピニングで感じられないことなんて無いと思いますが、潮がきいているかな?ぐらいの巻き重みが、ベイトなら明確に重いなと感じられ、ここで来るな!とか思ったりします。現実、釣果がその範囲に集中しているのが興味深く面白いです。
ベイトリールの利点
ベイトリールの利点として、ライントラブルの軽減
キャロシンカーのキャスト後、キャロとジグヘッドが近くに着水した時は、「からまったかな?」と思う通り、よくキャロにラインが絡まるトラブルが発生していました。
ベイトリールの利点として、スピニングと比較してラインが直線的に出て、スピニングほどラインが緩まない。スプールからのライン放出が抵抗となる結果、キャロとシンカーの飛行を安定させ、着水時にキャロとジグヘッドが離れて着水しやすくなっているのかなと思います。スピニングと比較にならないぐらいトラブルが少ないです。
さらにベイトリールは、着水時にサミングし、着水前にラインテンションを張ることになるため、ジグヘッドがキャロより遠くに落ちやすいからと思います。
スピニングでもサミングが出来る方には同じ事と思いますが、ベイトは着水時のサミングが楽なので、利点として良いかと。
スピニングは、途中で心折れるぐらいキャロとジグヘッドがからまり、回収時に絡まっていることが頻発して1キャストが無駄になったとガッカリすること多発しました。
私のようなスピニング初心者にはキャロは無理です。
キャストは仕掛けが長いため、ペンデュラムキャストがしやすいスピニングの方が間違いなく運用しやすく、飛距離も出るのではないでしょうか。
この点は、ベイトリールのデメリットですが、私はジグヘッドを地面にブチあてながら強引にキャストしていて、気にしないことにしているので問題なし!
ベイトリールの欠点
ベイトリールの欠点はいろいろあると思いますが、初心者の私としてはタックル的に適切なパワーのロングロッドがほぼなく、ロッドパワーが高めになることが一番かと思います。ロッドが固いと、バラシにつながりますよね。
この悩みは、飛距離至上主義者の私だからと思いますが、少しでも飛距離を稼ぐためにロッドの長さが欲しい。
邪道かとも思いますが、積極的にアタリに対してフッキングかましていく釣りスタイルにして、固いロッドの利点を無理やり見出そうとしています。
固いロッドではアワセは◎ですので。そしてアワセが入れば快感。
遠投キャロアジングの考察
Mキャロ(キャロシンカー)
飛距離が正義の精神
TICTのMキャロや写真の自作販売品等、Mキャロ系の各商品に多少の性質差はありますが、私の行く釣り場では遠投が正義と思っていますので、21gキャロが主力です。
これ以上のキャロシンカーは見かけていません。
実は自作で29gキャロシンカーを作ったのですが、サイズがデカくなることに空気抵抗が出てきて、飛距離が出てきませんでした。また沈下速度が出過ぎるようで、29gタイプのキャロシンカー作成は頓挫しています。
誘い方ですが、タダ巻が主体です。
Mキャロ系にあるバックスライド時のスライド角度(フォール時の姿勢)の差は釣果との関係性はまだ未検証です。何せ、落とさないので。
勝手な想像ですが、回遊型アジはレンジが合うことも重要ですが、底から海面へアジがいるレンジを縦に通すことでも食ってくるのかなと思ってます。何せ、活性が高いこととベイトパターンでしょうから。
なので、キャロシンカーはレンジキープ能力に優れていますが、多少の浮き上がりは無視してつかっています。
基本的にタダ巻と動き出し時には広範囲にアピールするためにジャーク入れるぐらいです。ジャークの効果は??で自己満足です。
キャロアジング時のリーダー
リーダー性能(強度)が、ライントラブルの軽減に効果あり。
キャロの先のスイベルからジグヘッドまでのリーダー部分(ハリス的)は、矢引=半ヒロ=75㎝程度?なのですが、よくトラブルを起こします。
このリーダーがトラブルの主原因なので、リーダー選択が重要と感じています。
従来はダイワのフロロショックリーダーXを使用していました。
これを同じくダイワのエメラルダスリーダーエクスストームⅡに変更してみました。
号数は同じで強度が上がったらどうなるのだろと軽い気持ちでしたが、劇的に効果がありました。
リーダー部にできていたから糸がらみ(方結びコブ)が出来ないんです。
弓角を使っていた時もよく方結びコブができていました。この対策はリーダーを太くすることでしたが、今回の体験から良い方法が見つかりました。
・2号 8lb ⇒ 2号 11lbと数値的な強度が大幅にアップしています。
エメラルダスリーダーエクスストームⅡすごい!
もっとお高いフロロリーダーもありますので、いつか試してみます。
リーダーにお金をかけることによる釣行時のトラブル軽減は、私にとって許容範囲内の価値ある投資と思っています。リーダーが無くなれば買いに釣具屋に行く理由にもなりますし。釣具屋パトロールが趣味なので。
ラインの太さ2号以下では試していませんが、高強度のお高い製品の細糸でやってみて、同じようにトラブルが軽減できれば、すばらしき成果かと思います。
とはいえ、回遊型アジの釣果にリーダーの太さが関係あるか?ここは不明です。
今後の検証項目かと思います。噂の魚に見えないピンクちゃんだともっと違うのか?とか。
【今後の検証項目メモ】
・他の強高度品の利点はあるか?
・強高度 2号以下の細糸でのトラブル発生は?
(どこまで細くできるのか、チキンレースもあり?)
・魚に見えないピンクフロロってどうよ?
(回遊型アジにはたぶん変わらないと予想)
所感
とにかく、良い釣りに出会えたと思っています!
もっと釣りたい!そのために何が必要なのか?!
心、折れても、また立ち上がって挑む!
そう思える楽しさと喜びを与えてくれる。そんな釣りです。
アジの数じゃないねん。楽しさは。
(もちろん本音は数がほしい。でも釣れないねん。)
楽しく、ベイトリールで!