アジングロッドのベイトロッド化
暖かくなり、海で見かける魚の種類も増えてきました。
私は、相変わらずの迷走ぶりで、釣りモノが定まらない感じ。
春からチャレンジした釣りモノはこちら。
ベイトフカセ ⇒ 真鯛× 不発!
ベイトフカセ ⇒ チヌ× アジ〇 アジのみ!
ベイトアジング ⇒ アジ〇
よし、ベイトでアジングしよう!
今日のテーマは、
「アジングロッドのベイト化」です。
◆ベイトアジングについて
いきなりのベイトタックルでのアジングについての考察です。
ベイトでのアジング(ジグ単)は第1にベイトリール、第2にロッドと思っていました。しかし、やってみて思ったのですが、ロッドが超大事!
ベイトリールはダイワの月下美人AIR TW PE SPECIALを持っていましたが、最近はまったく使わずに飾っていました。すごくカッコよ!なベイトリールですが、ブレーキがちょっと私にはピーキーに感じます。ジグ単(1.0g程度)が不慣れなせいもあると思いますが。
他社からもいろいろと対応できるベイトリールが出ているので、1gでもキャスト可と言われているリールなら問題ないのでは?と思います。比較したことないですが。
プロの方が、スピニングでのアジングで最優先させるべきタックルは、ロッドとのこと。
ベイトロッドでやってみると、1gのジグ単が本当に飛ばない・・・
アジング用ベイトロッド
専用のロッドがいる!しかし!ベイトロッドのアジング用ロッドはどれも高い!!
アブガルシアはコスパが良いのですが、マイクロガイドが苦手で・・・
そこで思ったんです(またいらんことを)。
スピニングのアジングロッドをベイトロッドに改造しよう。
はい、中古で買ったスピニングロッドを改造しました!
選ばれたのは、シマノ ソアレ エクスチューン S64UL+
ソアレ エクスチューン S64UL+を選んだ理由は、たまたま中古で売っていたから!
そして、最近、シマノのシャキッとした竿調子が気にいっているから。
ソアレ エクスチューン S64UL+もシャキッとしています。キャスト後のティップブレの収束が早く、ベイトのバックラッシュ防止になります。だれない感じが好き。細いロッドですが、案外バットのパワーがある印象です。キャストも気持ちがいいし。何よりも、見た目がカッコイイ!これ大事!
【ソアレ エクスチューン】
刮目せよ、本物はここにある
ライトゲームは変化していく。そのターゲットはメバル・アジだけには留まらない。
釣り方もしかり。メバリングは乗せ調子、アジングは掛け調子、そんな固定概念にとらわれていては進歩はない。大事なのはどんなリグでどのように釣りたいのか、そしてそれに一番適したロッドは一体どれなのか。それを見抜くことが出来る者だけが、新たなステージへと進める。ソアレ エクスチューンは用意した、多様な調子を、長年磨き上げた技術で。さぁ、手に取って感じてほしい。本物はここにある。らしい。
ソアレエクスチューン S64UL+スペック
全長:1.93m
ガイド数:8
自重:63g
適用ルアー:0.6~12g
カーボン含有率:98.7 %
適合ライン(PE):0.1~0.6号
ロッドティップ:ハイレスポンスソリッド
ガイド:Xガイド(カッコよ!)
掛け調子のためのティップ。小刻みなリグの操作に追従しながら、アタリがあれば速攻で掛けられるクイックレスポンス。積極的に感じて掛ける攻撃的なスタイルに対応。らしい。
中古ロッドあるある
このソアレエクスチューン S64UL+ですが、買って自宅で見ているとトップガイドの糸のコートが白いようなと違和感があり、トップガイドを触っていると、トップガイドが一回転キレイに回りましたw
これ、トップガイド外れたの修理して、嫌になったから売ったんやーきっと。
中古ロッドあるあるでしょうか。気が付かずに買った購入者はショック大ですが。
ベイトロッド化のあとに、しっかりと接着し、ガイド糸も巻きなおしました。
ソアレ エクスチューン S64UL+改
スピニングロッドをベイトロッドに改造する方法はいろいろありますが、持ち手をいじるのは大変なので速攻であきらめました。
最近、ラクゼから「寧音」ってロックフィッシュ用のベイトロッドが発売されたのですが、このロッドがトリガーレスでした。
ベイトリールをロッドに取り付けて、パーミングに問題ないことを確認できたので、トリガー無しで問題なし!
案外、このリールシート部分の形状がベイト持ちで持ちやすく、ちょうどよい感じ。長時間使っていても手は痛くならなかったです。これは結果論なので、すべてのスピニングロッドがそのまま改造できるとは思いません・・・
もっと柔いショートロッドのアジングロッドを買って改造しちゃいそう・・・
次にラクゼ「寧音」の影響でガイド設定をスパイラルガイドとすることに決定!
前にメジャークラフトのN-ONEってロッドもっていたのですが、スパイラル設定でしたが問題なかった記憶があります。
ティップ部分のガイドはもとのガイドのままとして、その性能を活かします。スピニングと同じようにラインが常にガイドを引っ張り、エンドガイドがリールに近く、ロッドへのラインの付着とかも減り、感度的にも良いはず!
ベイト化するにあたり、大きな改造点は2点。
①スパイラルガイド設定とガイド数の増(8⇒10)
ガイド位置は、テゲテゲな感じ!他のベイトロッドのガイド位置などを参考にしながら、ガイドを仮付けし、1gのジグ単がスムーズに落ちていくことを確認し、仮固定のガイド位置で良しとしました。
後日、キャストでガイド数の増加とスパイラルガイドで飛距離やバックラ等の問題は発生していません。ブレもないようですし、デメリットは今のところないかと。
キャスト等、持ち手が右手なので、半時計周りにしました。糸が内側にある方が良いのかなと。どっち周りのスパイラル設定が良いのかは不明。
②Xガイドを逆付け
一番カッコイイ バット側の特徴的なXガイドをどうにか活かしたくて、逆付け。
ベイトではこんなに足が長く径の大きいガイドはつけないのですが、リールシートに近づけることで強制的にセット。ラインのたわみを減らす効果があったかも。
とにかく、ガイドの糸巻が毎回大変。何度も心が折れ、ガイドの取り付けは妥協の産物となりました。とにかく納期優先で!(すぐに使いたい!)
今回は糸をすべて銀色のかざり糸にしました。見た目は、個性が出て良いと思う。これは、個人の感性でしょうし、私は違和感を感じなかったので良いのかな。
接着のエポキシは専用のロッドを回す道具がないと硬化時間が長すぎて均一な状態にならないので、2液混合系の硬化時間が短い接着剤を使いました。
とにかく、アジング用ベイトロッド完成!!
◆ベイト化ロッドの試運転
ルンルンで朝早くから釣り場へ!お天気は曇り。
潮だまりもあり、なんだかアジがいそう!(毎回おもって、釣れていないが・・・)
雰囲気は良さげでしたが、ボラが跳ねまくり。
ボラが跳ねているときは、なぜか釣れない印象がある。
釣果
結局、アジいな~~~い。アジ、ゼロ!
気持ちをカサゴちゃんに切り替えて、根魚狙っていくと、うれしいゲストがいっぱい。
ここの釣り場で初のキジハタちゃん。
まさかのアカハタちゃん。
なつかしのアナハゼちゃん。
そしてメインのカサゴちゃん。
カサゴちゃんは今年生まれたんじゃない?ってぐらいのチビちゃんがわんさか釣れました。久々に癒された~
ロッドがいい仕事してくれており、強すぎず、弱すぎずでした。
まさにライトゲームロッド!「ソアレ エクスチューン S64UL+」は良いロッド。
ライトゲーム!楽しい!!!
当分は、ライトゲームしようかな。
キスもこのロッドで釣ってみたいな。
ビクンビクン当りがあって、楽しそう。
楽しく、ベイトリールで!